【子連れ旅行天国】ホテルエピナール那須に行ってきた
今年のゴールデンウィークは10連休。 子どもが生まれてから旅行に行ったことのない我が家もいっちょ挑戦してみるか!とお正月に計画を立て、子連れ旅行に最適なホテルを検索しました。
旅行デビューにエピナール那須を選んだ理由
検索する中で候補にあがってきたのが「ホテルエピナール那須」。「子連れ 旅行」といったキーワードで検索すると、必ず紹介されている人気の宿です。ふむふむと読み進めると「ウェルカムベビーの宿」認定、キッズバイキングやキッズルームが付いているとのこと。
1歳7ヶ月の息子にとっては初めての旅行。長時間の移動に耐えられるかという不安もあったので、東京からさくっと行ける近さ(新幹線で1時間程度)は魅力的でした。
また、ホテル付近にある牧場なら動物好きの息子も楽しめるのではないかと考え、エピナール那須に決定したのでした。
子連れ旅にやさしいポイント
キッズバイキングコーナー
息子は旅行の頃には1歳7ヶ月。離乳食のベビーフードは卒業し、かといって大人用のご飯が食べられるわけでもないという微妙なお年頃です。外食で何を食べさせればいいんじゃー!と悩むのはストレスでもありました。
しかーし!このホテルなら子どもが食べやすいサイズに小さくカットされた野菜や、優しい味付けのお料理を出してもらえるのです。何これ最高かよ…。
赤ちゃんのための離乳食(おかゆ・スープ)、ベビーフード(5ヶ月〜12ヶ月)も揃っています。
食事用の椅子はもちろん、食器、エプロン、マグなど、子どもサービスが充実していて、食事グッズを持っていく必要がないのが嬉しいです。
ベビー・キッズ仕様の部屋
本当は2017年に誕生したベビー&キッズルームを予約したかったのですが、お正月の時点で満室。10連休おそるべし。この部屋が良ければかなり早めに予約したほうが良さそうです。代わりに私たちが宿泊したのは、アネックスタワーのファミリーコーナー(禁煙)(和洋室)というお部屋。広い畳敷きの部屋で、息子は喜んで走り回っていました。本当は3世代でも泊まれる部屋のようです。
テーブルや家具にすべて角がなく、子どもが転んだりぶつかっても痛くない!
和室にお布団を敷いて寝ることもできます。
ベッドが低床タイプで転がり落ちても大丈夫。カトージのベッドガードも付いている。
おしりふきとオムツ用バケツつき。臭いが気になりません。
巨大な読み聞かせ絵本。息子が気に入って何度も読むことになりました。
部屋におもちゃつき。プラレールや木のおもちゃで息子も大興奮。
2つの高さの洗面台があり、お子様用ステップで子どもの手洗いも楽々。
バスチェアとベビーソープつき。ベビーソープ持って行かなくても済むのはありがたいですね。
お部屋は子連れのためにいたれりつくせりで、感動しっぱなしでした。
なお、お値段のほうはGW価格ということで2泊で10万円以上。高い。けどその分の価値はあった!
子連れ客ばかりで気楽
ゴールデンウィーク期間中ということもあったと思いますが、宿泊客の8割は子連れ客です。ホテル中、ぎゃーぎゃーわーわー大騒ぎです。子どもが泣いても騒いでもお互い様だよねーという優しい空気に満ちており、すんごく居心地が良い! 日頃は「うるさくしてすみません」とペコペコしまくっている私も、終始リラックスして過ごすことができました。
緑いっぱい!自然の中で遊べる
ホテルの敷地内に芝生の広場があり、ゴルフやバドミントンなどができます。森にはストライダーやツリートレッキング(アスレチック)コースが用意されていて、特にストライダーが人気のようでした。
アクティビティには参加できない年齢の息子も、緑道を散歩したり、芝生の上で走ったりするだけでも楽しそうにしておりました。連れてきてよかったなあとしみじみ。
たんぽぽがいっぱい咲いていて、あちこち見つけては喜んでいました。
雨でもOKの室内温水プール
なんと25mも泳げる室内温泉プールがついています。これは大規模ホテルならではの設備ですね。このプールが楽しみだったのか、チェックインのときから浮き輪を持ってきているご家族もいました。
我が家が行った2日目は大雨。観光地で雨、しかも子連れとなると何していいかわからーん!という問題がありますが、室内プールで半日遊べるので子どもが退屈しません。
30cmぐらいの水深の浅いお子様プールもあり、乳幼児連れにはありがたかったです。息子の機嫌が悪くなり終始ギャン泣きだったため早々に退散しましたが、他の子たちは楽しそうに遊んでいました。水着や帽子はレンタルもできます。
スタッフの神対応
子連れとは関係ないのですが、ホテルスタッフのホスピタリティを象徴する出来事がありました。食事の際、私が歯科矯正用のリテーナー(マウスピース)をおしぼりのビニール袋に入れたまま置き忘れるという事件が。慌てて取りに帰ったものの、トレーは片付けられた後。おしぼりの袋に入れたので、ゴミとして捨てられてしまっていたのです。ゴミの中から探してもらうのも申し訳なくて諦めようと思ったのですが、スタッフからは「宜しければもう少し探させてください」という回答。1時間ほどして無事見つけてもらい、洗って返してもらいました。ハイシーズンの忙しい中、1人のウッカリ者の客のためにベストを尽くしてくださった。このホテルはすごいと感動する対応でした。
まとめ:エピナール那須は本当に子連れ天国だった
上記の他にも2階には常設のぬり絵&絵本コーナーがあり、絵本好きの息子も大満足。壁にはトリックアートやクイズなど、ホテル内で子どもたちが見つけて遊べるような展示がありました。
設備全体は老朽化が目立つところがあるのですが、ソフト面でそれ以上の付加価値あり。子連れ客のリピーターが多いというのも頷けます。
アメニティが充実しているから荷物が少なくて済むし、子どもウェルカムを前面に打ち出しているので館内どこにいても気楽! そして、ホテル内だけでも遊べる場所がいっぱいあるので、子どもたちも嬉しそう。結局子連れ旅というのは子どもの笑顔が見られることが一番大事なんですよね。
我が家もまた遊びに行きたいと思う子連れ天国のホテルでした。